「Fランク大学」の定義は人によって様々ですが、当サイトが独自に調査した限りにおいては、
大きく2パターンの基準があります。
まずはそれぞれの意味合いを確認していきましょう。
「Fランク大学」の定義
Fランク大学には2つの基準があります。
偏差値が「35未満」の大学群(大手予備校の定義上のFラン):
「Fラン」という言葉の起源は「BF(ボーダーフリー)ランク」という言葉にあります。
BFランクとは「偏差値が35未満、もしくは受験者数が著しく少なく合格者平均点の測定が困難なため偏差値の測定が不可能な大学」のことを指し、これが元来の意味でのFラン大学です。
BFランクの大学は、世の中の誰から見ても間違いなくFラン扱いされ、場合によっては「底辺大学」「誰でも入れる大学」「やばい大学」といった扱いをされることもあります。
例:函館大学・浦和大学など
日東駒専・産近甲龍未満の大学群(一般的な意味のFラン):
上記の大学に加え、日東駒専(関西では産近甲龍)よりも偏差値が低い大学のことをFランと呼ぶこともあります。
日東駒専とは日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学の総称で、大学群を「S, A, B, C, D, E, F」と分類した場合にEランク(下から2番目)にあたります。
つまり、この意味合いでの「Fラン」とは、大学を学力で7段階「S, A, B, C, D, E, F」と場合分けした場合に、一番下のFランクレベルの学力に分類される、「低レベルの馬鹿大学」といった意味合いだと理解しておけば良いでしょう。
一般的にはこちらの基準の方がいわゆる「Fラン」としてよく使われますね。
例:上武大学、桜美林大学など
例外:早慶未満の大学(ネット掲示板・SNSなどにおけるFラン):
なお、5ちゃんねるやX(旧Twitter)などインターネット上では、早慶未満の偏差値の大学全てをFランと呼ぶこともあります。
早慶未満、ということは、例えばMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)であってもFランです。
インターネット上では物事を極端に定義したり評価する人がいるため現実には即していませんが、少なくともFランのことをこのように極端に捉える人もいる、と覚えておくと良いでしょう。
コメント